「接骨院って何をしてくれる場所なの?」「柔道整復師という名前は聞いたことがあるけど、どんな資格なの?」——そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
接骨院・整骨院は街のあちこちで見かけるようになりましたが、整形外科や整体との違い、保険が使えるかどうか、どんな症状で行けばいいのかなど、わからないことが多いのも事実です。
本記事では、接骨院・整骨院を支える国家資格「柔道整復師」とは何か、柔道整復師の仕事内容・役割・資格要件、接骨院ではどのような施術・治療が受けられるのか、費用・保険・通院頻度などをわかりやすく解説します。
柔道整復師による施術・治療を接骨院・整骨院で検討されている方はぜひ最後までお読みください。
柔道整復師とはどんな職業?国家資格の概要と役割

柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などのケガに対して、手術をせず手技(徒手)によって施術・治療を行う専門家です。
接骨院・整骨院で施術・治療を担当しているのは、原則としてこの柔道整復師の国家資格を持った施術者です。
柔道整復師という職業の背景・資格要件・できること・できないことを正しく理解することが、接骨院・整骨院を安心して利用するための第一歩になります。
柔道整復師の定義と歴史的背景
柔道整復師は「柔道整復師法」(昭和45年制定)に基づく国家資格であり、厚生労働大臣が認定する医療系の専門職です。
柔道整復師の起源は、日本古来の武道「柔道(柔術)」における活法(急所や関節への対処法)にまでさかのぼります。
江戸時代には「ほねつぎ(骨継ぎ)」と呼ばれた民間療法として広く親しまれており、骨折・脱臼・捻挫・打撲などの治療を手技で行う文化が根付いていました。
それが近代化・法整備を経て現在の柔道整復師という国家資格へと発展し、接骨院・整骨院での施術・治療の基盤となっています。
現在では日本全国に約5万人以上の柔道整復師が活躍しており、接骨院・整骨院をはじめ、病院、スポーツ現場、介護施設など幅広い分野で施術・治療に携わっています。
柔道整復師の国家資格取得までの道のり
柔道整復師の国家資格を取得するためには、文部科学大臣または厚生労働大臣が認定した専門学校・大学(柔道整復師養成施設)にて3年以上のカリキュラムを修了する必要があります。
柔道整復師の養成課程では、解剖学・生理学・病理学・柔道整復理論・柔道整復実技・関係法規・一般臨床医学・外科学・内科学・リハビリテーション医学など多岐にわたる科目を学びます。
これらを修了したうえで国家試験に合格して初めて、柔道整復師として正式に施術・治療を行う資格が得られます。
柔道整復師の国家資格は、3年以上の専門教育と国家試験合格という二段階のハードルを超えた医療系の専門資格です。接骨院・整骨院での施術・治療は、この国家資格を持つ柔道整復師が責任を持って行っています。
接骨院・整骨院の看板を目にする機会が多い現代ですが、そこで施術・治療を行う柔道整復師は、こうした厳格な教育・試験を経た国家資格保有者であることを理解しておくと安心です。
柔道整復師ができること・できないこと
柔道整復師は医師ではないため、できること・できないことの範囲が法律によって定められています。
接骨院・整骨院での施術・治療を正しく理解するためにも、柔道整復師の業務範囲を確認しておきましょう。
柔道整復師ができること(施術・治療の範囲)
・骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷に対する整復・固定・後療法(手技療法、物理療法など)による施術・治療
・急性・亜急性のケガに対する保険施術・治療(健康保険の適用)
・テーピングや包帯による固定施術
・電気療法・温熱療法などの物理療法による治療
・患者への生活指導・運動指導(リハビリ的アドバイス)
・スポーツ現場でのケガの応急処置と初期治療
柔道整復師ができないこと
・薬の処方・注射
・レントゲン・MRIなどの画像診断
・手術
・診断書の発行
・骨折・脱臼の応急処置以外の治療(医師の同意なしでは不可)
骨折・脱臼が疑われる場合や、内臓疾患・神経疾患など器質的な問題が原因と考えられる症状については、まず整形外科などの医療機関を受診することを強くおすすめします。柔道整復師も同様のご案内をすることがあります。
柔道整復師と接骨院・整骨院は、あくまで「運動器のケガ(外傷)に対する保存的施術・治療」を専門とするという点を念頭に置いておくとよいでしょう。
柔道整復師が行う治療の基本的な考え方
柔道整復師が接骨院・整骨院で行う施術・治療の基本的な考え方は、「自然治癒力を最大限に引き出す」というものです。
骨折・脱臼・捻挫・打撲などのケガに対して、薬や手術に頼らず、骨・関節・筋肉・靭帯などの組織が本来持っている回復力を手技・固定・物理療法によってサポートするのが柔道整復師の施術・治療の根幹です。
柔道整復師が行う治療のプロセスは大きく3つのステップに分かれます。
①整復(ずれた骨・関節を正しい位置に戻す治療)
②固定(損傷部位を包帯・テーピング・副木などで固定し安静を保つ治療)
③後療法(整復・固定後に回復を促進する治療。手技療法・物理療法・運動療法など)
これらの治療ステップを症状の回復段階に応じて組み合わせ、接骨院・整骨院での施術・治療計画を柔道整復師が立案・実施します。
治療期間・治療回数・治療内容は症状の種類・程度・個人差によって異なりますので、まず柔道整復師に相談することをおすすめします。
接骨院と整骨院の違いとは?名称・施術・治療の関係

街中で「接骨院」と「整骨院」の両方を目にすることがありますが、この二つに実質的な違いはあるのでしょうか。
結論からいえば、柔道整復師が施術・治療を行う施設という点では同じであり、できる施術・治療の範囲や保険適用のルールも同一です。
ただし名称の法的扱いや、院ごとの施術・治療方針・設備には差があるため、接骨院と整骨院の違いをここで丁寧に解説します。
接骨院と整骨院、名称の違いはなぜ生まれた?
接骨院と整骨院は、いずれも柔道整復師が施術・治療を行う施設を指します。
法的には「施術所」と呼ばれ、柔道整復師法に基づいて開設の届け出が必要です。
「接骨院」という名称は法律上正式に認められた名称であり、昔から使われてきた伝統的な呼び方です。
一方、「整骨院」という名称は法的に定められた名称ではなく、慣用的に広まったものです。
そのため、厳密にいえば「接骨院」が正式名称であり、当院でも接骨院という名称を使用しています。
接骨院と整骨院では、施術・治療内容・保険適用ルール・柔道整復師の業務範囲はまったく同じです。
接骨院と整骨院のどちらを選ぶかは、院の施術・治療方針・設備・立地・通いやすさで判断するとよいでしょう。
接骨院と整骨院の違いは名称のみです。どちらの施設でも、柔道整復師の国家資格を持つ施術者が施術・治療を担当しています。
接骨院・整骨院で受けられる施術・治療の種類
接骨院・整骨院では、柔道整復師による以下のような施術・治療が受けられます。
整復施術・治療(骨折・脱臼・捻挫・打撲)
骨折や脱臼の際に、ずれた骨を正しい位置に戻す「整復」は、柔道整復師の専門的な施術・治療のひとつです。
骨折・脱臼の応急処置は、柔道整復師が医師の同意なしに行うことが認められています。
捻挫・打撲・挫傷に対しても、手技による整復・固定・後療法(治療)を行うことができます。
接骨院・整骨院での骨折・脱臼・捻挫・打撲の施術・治療は、柔道整復師が症状を評価したうえで適切な治療方針を立てて行います。
固定施術・治療(テーピング・包帯・副木)
ケガをした部位を安静に保ち、回復を促すための固定施術・治療も接骨院・整骨院での重要な治療です。
テーピング・包帯・ギプス・副木などを用いて、損傷部位を適切に固定する治療を行います。
固定の方法はケガの種類・程度・部位によって異なり、柔道整復師が適切に判断して施術・治療します。
後療法・治療(物理療法・手技療法)
ケガの回復を促進するための後療法・治療として、電気療法・温熱療法・超音波療法などの物理療法や、マッサージ・ストレッチなどの手技療法が行われます。
物理療法の施術・治療機器(干渉波・低周波・ホットパックなど)を備えている接骨院・整骨院が多く、症状や施術・治療目的に応じて組み合わせます。
自費施術・治療(保険外施術)
保険施術・治療の対象外となる慢性的な肩こり・腰痛・姿勢矯正・スポーツパフォーマンス向上などに対して、自費施術・治療(保険外施術)を提供している接骨院・整骨院も多くあります。
自費施術・治療の内容・費用は院によって異なりますので、事前に確認することをおすすめします。
接骨院・整骨院での施術・治療を受ける際の基本的な流れ
接骨院・整骨院での施術・治療を初めて受ける方のために、一般的な治療の流れをご説明します。
接骨院・整骨院に来院すると、まず柔道整復師またはスタッフが問診票の記入をご案内します。
ケガの経緯・症状・通院歴・持病などを記入し、その内容をもとに柔道整復師が詳しく問診を行います。
次に柔道整復師が視診・触診・動作確認・徒手検査などを行い、ケガの種類・程度・部位を評価します。
評価結果をもとに柔道整復師が施術・治療方針を説明し、同意いただいてから施術・治療を開始します。
接骨院・整骨院での施術・治療の計画は、症状の回復段階に応じて柔道整復師が適宜調整します。
接骨院で保険は使える?施術・治療費用のしくみ

接骨院・整骨院への通院を検討している方が最も気になるポイントのひとつが「保険は使えるの?」という疑問です。
接骨院・整骨院では健康保険が適用される施術・治療とそうでない施術・治療があり、その判断基準は明確に定められています。
ここでは、接骨院・整骨院の施術・治療における保険適用のしくみと費用の目安をわかりやすく解説します。
健康保険が使える施術・治療と使えない施術・治療
接骨院・整骨院で健康保険(療養費)が適用されるのは、柔道整復師法に定める「急性・亜急性の外傷(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)」の施術・治療に限られます。
「なんとなく体が重い」「慢性的な肩こり・腰痛」「原因不明の痛み」などに対する施術・治療は、健康保険の対象外となります。保険が使えない施術・治療は全額自費となりますので、事前にご確認ください。
保険が使える施術・治療の主な例
・スポーツや日常動作でのケガ(捻挫・打撲・骨折・脱臼)に対する施術・治療
・転倒・衝突などによる急性のケガの治療
・業務上のケガ(労災保険の適用も可能)
・交通事故によるケガ(自賠責保険の適用も可能)
保険が使えない施術・治療の主な例
・慢性的な腰痛・肩こり・五十肩(原因が明確でない場合)の治療
・疲労回復・体のメンテナンス目的の施術・治療
・美容・ダイエット目的の施術・治療
・他の医療機関での同部位の治療と重複する施術・治療
保険施術・治療と自費施術・治療の違いについては、初回来院時に柔道整復師またはスタッフが丁寧にご説明します。不明な点はお気軽にお尋ねください。
接骨院・整骨院の施術・治療費用の目安
接骨院・整骨院での施術・治療費用は、保険施術・治療か自費施術・治療かによって大きく異なります。
保険施術・治療の場合
健康保険が適用される施術・治療の場合、窓口で支払う金額は「療養費」の自己負担割合(1〜3割)です。
国民健康保険・社会保険・後期高齢者医療制度など、保険の種類によって自己負担割合は異なります。
一般的には、1回の施術・治療につき数百円〜数千円程度の窓口負担が目安ですが、部位数・施術・治療内容によって変動します。
自費施術・治療の場合
保険外施術・治療(自費施術)の費用は施術・治療の種類・時間・内容によって院ごとに異なります。
初回の来院前に、各院のホームページや電話でご確認いただくことをおすすめします。
接骨院・整骨院での施術・治療費用について不安がある場合は、遠慮なく受付スタッフにご相談ください。保険適用の可否や施術・治療費用の見通しについて丁寧にご説明します。
施術・治療の保険請求と同意書について
接骨院・整骨院での施術・治療には、施術・治療内容や保険請求について患者さんの同意が必要です。
健康保険を使った施術・治療に関しては、患者さんが署名・捺印した同意書(受領委任の申出)をもとに保険請求が行われます。
施術・治療ごとに領収書・明細書の発行も義務づけられていますので、不明点があれば確認しましょう。
接骨院・整骨院での施術・治療を受ける際は、毎回「どの部位をどのような治療をしたか」を確認する習慣をもつことが大切です。柔道整復師は保険請求の透明性確保にも取り組んでいます。
接骨院・整骨院・整形外科・整体の違い|症状別の選び方

「接骨院に行くべきか、整形外科に行くべきか迷っている」という方は非常に多くいらっしゃいます。
また、接骨院・整骨院と「整体」との違いも気になるポイントのひとつです。
それぞれの特徴・得意とする症状・施術・治療内容の違いを理解することで、自分の症状に合った施設を選べるようになります。
接骨院・整骨院と整形外科の違い
整形外科の特徴と治療内容
整形外科は「医師(整形外科医)」が診察・治療を行う医療機関です。
レントゲン・CT・MRIなどの画像診断が可能であり、骨折・脱臼の確定診断・薬の処方・手術・リハビリなど幅広い医療的治療が行えます。
症状の原因が骨・関節・神経・筋肉などに及ぶ可能性がある場合や、重篤なケガが疑われる場合は、まず整形外科での治療を受けることをおすすめします。
接骨院・整骨院(柔道整復師)の特徴と施術・治療内容
接骨院・整骨院は「柔道整復師」が施術・治療を行う施設です。
手術・薬の処方・画像診断は行えませんが、捻挫・打撲・骨折・脱臼などの急性のケガに対して保険施術・治療が可能です。
整形外科に比べてリラックスしやすい雰囲気の院が多く、柔道整復師との距離が近くて話しやすいという声も多く聞かれます。
通院しやすい夜間・土日対応の接骨院・整骨院も多く、忙しい方にとって利便性が高い点も選ばれる理由のひとつです。
接骨院・整骨院と整形外科は「競合」ではなく「連携」する関係です。整形外科での治療と並行して、接骨院・整骨院での後療法施術・治療を受けることも、症状の回復において効果的な場合があります。
接骨院・整骨院と整体の違い
整体は、国家資格の有無という点で柔道整復師・接骨院・整骨院と大きく異なります。
整体の特徴
「整体師」は法的に定められた国家資格ではなく、民間資格または無資格でも名乗れる職業です。
そのため、整体院の施術・治療内容・品質・施術者のスキルは施設によって大きく異なります。
また、整体院での施術・治療は基本的に保険適用外(全額自費)となります。
接骨院・整骨院(柔道整復師)との比較ポイント
・資格:接骨院・整骨院=国家資格(柔道整復師) / 整体=民間資格または無資格
・保険適用:接骨院・整骨院=対象外傷に限り適用可 / 整体=基本的に不可
・得意分野:接骨院・整骨院=急性外傷(捻挫・打撲・骨折・脱臼)の施術・治療 / 整体=慢性的な体のゆがみ・リラクゼーション
・法的規制:接骨院・整骨院=柔道整復師法で規制 / 整体=法的規制なし
急性のケガ・強い痛みがある場合は、国家資格を持つ柔道整復師が施術・治療を行う接骨院・整骨院への相談をおすすめします。柔道整復師は法律に基づいた施術・治療を行う専門家です。
こんな症状は接骨院・整骨院へ|症状別の目安
接骨院・整骨院(柔道整復師による施術・治療)が特に適しているのは、以下のような症状・状況です。
接骨院・整骨院での施術・治療が向いている症状の例
・スポーツ中の捻挫(足首・膝・手首など)の治療
・転倒による打撲・捻挫の治療
・交通事故後のむちうち・打撲・捻挫の治療
・日常動作中のぎっくり腰(急性腰痛)の施術・治療
・スポーツによる肉離れ・挫傷の治療
・骨折・脱臼の応急処置後のリハビリ的治療(医師の同意のもと)
まず整形外科での受診・治療をおすすめする症状の例
・強い痛み・変形・著明な腫れを伴う骨折・脱臼が疑われる状態
・手足のしびれ・感覚の異常がある場合
・原因不明の痛みが長期間続いている場合
・内臓疾患・全身的な疾患が疑われる場合
症状の程度によって異なりますが、「ひどくはないけれど痛みが続いている」という場合も、まずは接骨院・整骨院での相談をおすすめします。柔道整復師が症状を評価し、必要に応じて整形外科への受診をご案内することもあります。
接骨院・整骨院での施術・治療の通院頻度と回数について

接骨院・整骨院への通院を検討されている方のなかには、「何回通えばいい?」「治療が終わるまでどのくらいかかるの?」という疑問をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
接骨院・整骨院での施術・治療の通院頻度・期間・回数は、症状・ケガの種類・程度・個人差によって大きく異なります。
ここでは一般的な目安と、治療の進め方についての考え方をご紹介します。
ケガの治療段階と通院頻度の目安
急性期(受傷直後〜3〜5日)の治療
急性のケガ(捻挫・打撲・骨折・脱臼)の直後は、損傷部位の炎症・腫れが強い急性期です。
この急性期の治療では、RICE処置(Rest=安静・Ice=冷却・Compression=圧迫・Elevation=挙上)と固定・整復が重要です。
急性期には柔道整復師の指示に従い、1日1回または2日に1回程度の頻度で施術・治療・状態確認を受けることが一般的です。
柔道整復師が毎回の状態を確認しながら治療方針を調整しますので、自己判断でのキャンセルは控えることをおすすめします。
亜急性期・回復期の治療
炎症が落ち着いてきた亜急性期以降は、施術・治療の内容も回復を促進する方向にシフトします。
週2〜3回程度の通院頻度に変更しながら、手技療法・物理療法・運動療法などの後療法中心の治療を継続します。
回数の目安はケースによって差がありますが、軽度の捻挫・打撲であれば2〜4週間、骨折や重度の捻挫であれば1〜3か月程度の施術・治療が必要になることが多いです。
維持期・仕上げの治療
症状がかなり回復してきた段階では、週1回前後の施術・治療で状態を維持・確認しながら治療を継続します。
治療の終了時期についても、柔道整復師が患者さんの状態を評価して判断しますので、「痛みが引いたから」という自己判断での通院中断はリスクを伴う場合があります。
接骨院・整骨院での施術・治療を自己判断で途中でやめてしまうと、症状が再発したり慢性化したりするリスクがあります。治療の終了時期は柔道整復師のアドバイスをもとに決めましょう。
症状別・接骨院・整骨院での施術・治療期間の目安
捻挫の施術・治療期間
捻挫は、靭帯の損傷の程度によってⅠ度(軽度)〜Ⅲ度(重度)に分類されます。
軽度の捻挫(Ⅰ度)であれば、接骨院・整骨院での施術・治療で2〜3週間程度での回復が期待できます。
重度の捻挫(Ⅱ〜Ⅲ度)では、完全な回復まで1〜2か月以上の施術・治療が必要になる場合もあります。
捻挫の治療は症状の程度によって異なりますので、必ず柔道整復師に評価してもらうことが大切です。
打撲の施術・治療期間
打撲は、軽度であれば1〜2週間の接骨院・整骨院での施術・治療で回復することが多いです。
広範囲・深部の打撲、骨に影響が及んでいる打撲の場合は、より長期の施術・治療が必要になることがあります。
打撲であっても骨折が隠れているケースがありますので、柔道整復師による適切な評価と治療が重要です。
骨折の施術・治療期間
骨折の施術・治療期間は、骨折の部位・種類・年齢・骨密度などによって大きく異なります。
一般的に骨折後の骨がつくまでには、数週間〜数か月かかります。
接骨院・整骨院では骨折の固定・後療法(治療)を担当しますが、骨折の確定診断は整形外科での画像診断が必要です。
骨折が疑われる場合は、まず整形外科での受診・治療を受け、その後の後療法を接骨院・整骨院(柔道整復師)に相談するという流れが一般的です。
脱臼の施術・治療期間
脱臼の整復・治療は、柔道整復師が適切な徒手整復によって行います。
整復後は固定施術・治療を行い、靭帯・関節包などの軟部組織の回復を促します。
脱臼の治療期間はケースによって差がありますが、一般的に3〜6週間程度の固定・後療法が必要です。
繰り返す脱臼(反復脱臼)の場合は、整形外科での精密検査・治療が必要になることもあります。
交通事故・むちうちの施術・治療について
交通事故後のむちうちや打撲・捻挫の場合は、症状が出始めるタイミングが受傷直後ではないこともあります。
自賠責保険を使った施術・治療が可能なため、交通事故後は早めに接骨院・整骨院にご相談ください。
通院頻度は症状に応じて調整しますが、一般的には受傷後しばらくは週3〜5回程度を目安にご来院いただくことが多いです。
交通事故による施術・治療については、柔道整復師が保険会社との連携方法についてもご案内します。
よくある質問(FAQ)|柔道整復師・接骨院・整骨院について

ここでは、接骨院・整骨院への通院を検討されている方からよくいただく質問をまとめました。
柔道整復師の施術・治療内容・費用・整形外科との関係など、気になるポイントをQ&A形式で解説します。
Q1. 接骨院と整骨院は何が違う?柔道整復師の施術・治療内容も同じ?
接骨院と整骨院は、いずれも柔道整復師の国家資格を持つ施術者が施術・治療を行う施設です。
施術・治療内容・保険適用のルール・柔道整復師の資格要件は同じであり、名称の違いは法的・歴史的な経緯によるものです。
「接骨院」が法律上の正式名称であり、「整骨院」は慣用的に広まった呼び方です。
どちらの名称の院でも、柔道整復師が国家資格に基づいた施術・治療を行っている限り、施術・治療の質や内容に本質的な違いはありません。
接骨院・整骨院を選ぶ際は、院の施術・治療方針・設備・口コミなどを参考にされるとよいでしょう。
Q2. 整形外科でも治療を受けているけど、接骨院・整骨院にも通っていい?
同一のケガ・症状に対して、整形外科と接骨院・整骨院の両方で施術・治療を受けることは、健康保険の二重請求となる恐れがあるため注意が必要です。
一般的には、整形外科での治療が優先されます。
整形外科での診察・治療を継続しながら、接骨院・整骨院での後療法(物理療法・手技療法など)を希望する場合は、担当医師の同意を得た上で柔道整復師にご相談ください。
医師の判断が必要な場合もありますので、必ず双方の施術者・担当医にご相談いただくことをおすすめします。
Q3. 骨折かどうか自分では判断できない。接骨院・整骨院に行っても大丈夫?
「骨折かもしれないけれど、どこに行けばいい?」という場面で迷う方は多くいらっしゃいます。
柔道整復師は徒手検査によって骨折の可能性をある程度判断することができますが、確定診断にはレントゲンなどの画像診断が必要です。
接骨院・整骨院ではレントゲン撮影ができないため、骨折が強く疑われる場合は整形外科への受診・治療をご案内します。
まずは接骨院・整骨院にご相談いただき、柔道整復師の判断を聞いてから適切な医療機関へ紹介してもらう流れも可能です。
不安な場合はお気軽に接骨院・整骨院にお電話・ご来院ください。
Q4. 子どもの捻挫・打撲でも接骨院・整骨院を受診できる?
はい、お子さんの捻挫・打撲・骨折なども接骨院・整骨院で施術・治療が可能です。
スポーツ中のケガや転倒による捻挫・打撲は、お子さんに非常に多い症状のひとつです。
柔道整復師は小児の施術・治療にも対応しており、年齢・体格に合わせた施術・治療を行います。
ただし未成年のお子さんの場合は、保護者の方のご同伴または同意が必要です。
成長期のお子さんは骨端線(成長軟骨)への影響も考慮した施術・治療が重要ですので、柔道整復師に詳しく状況をお伝えください。
Q5. 接骨院・整骨院での施術・治療は保険が使えますか?
接骨院・整骨院での施術・治療は、急性・亜急性の外傷(捻挫・打撲・骨折・脱臼・挫傷)に限って健康保険(療養費)が適用されます。
慢性的な腰痛・肩こり・疲労回復・予防目的の施術・治療は保険の対象外となります。
保険適用の可否は、柔道整復師がケガの発生状況・症状を確認したうえで判断します。
不明な点は来院時に遠慮なく柔道整復師またはスタッフにご相談ください。
まとめ|柔道整復師・接骨院・整骨院についての理解を深めよう
本記事では、柔道整復師という国家資格の概要・接骨院・整骨院との関係・施術・治療内容・保険適用のしくみ・整形外科や整体との違い・初めて通院する際の流れまで、幅広くわかりやすく解説しました。
接骨院・整骨院は、柔道整復師の国家資格を持つ施術者が、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などの急性の外傷に対して、手術なしの保存的施術・治療を行う専門施設です。
整形外科や整体とは役割・資格・保険適用の有無が異なりますが、それぞれが連携・補完し合うことで、より効果的な回復が期待できます。
「痛みや症状があるけれど、接骨院・整骨院に行くべきか迷っている」という場合は、まずお気軽にご相談ください。柔道整復師が症状をしっかりと確認し、最適な施術・治療方針をご提案します。
接骨院・整骨院・柔道整復師についてのご不明点は、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。
当院の柔道整復師が、丁寧にお答えします。柔道整復師として培った専門知識・経験をもとに、患者さんお一人おひとりに寄り添った施術・治療をご提供します。
静岡県熱海市清水町14-1
0557-85-0366(FAX)
定休日:金・土・日曜・祝日
側弯矯正
電気施術
鍼施術
美容鍼
交通事故治療
投稿者プロフィール

- 院長
- 静岡県熱海市にて「さかい接骨院」を運営。
柔道整復師として、スポーツ外傷から慢性的な痛みまで幅広い症状に対応している。
「どうすれば、早く改善できるか」というシンプルな考えを軸に、背骨矯正と患部への直接施術を組み合わせた独自のアプローチを提供。
手技だけに頼らず、電気治療なども併用することで、より高い改善効果を追求し、初回から変化を実感できる施術を強みとする。
腰痛・肩こり・頭痛・スポーツ障害・交通事故によるケガなど、原因に対して根本からアプローチし、再発しにくい身体づくりまでサポート。
「その場しのぎではなく、本当に良くなる施術を提供する」ことを信条に、地域の方々の健康とパフォーマンス向上を支えている。
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